経営応援隊さんいん

設立趣旨書


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1. 趣旨
 現在の国内大手企業は、バブル崩壊に伴う長期景気低迷から脱出しつつある状態ともいえます。一方、中小・零細企業の事業は、国の構造改革と長期化した不況の影響を受け、苦しい経営状況が続いているのが現状です。
 この現状から脱出するには、自社を取巻く経営環境の変化に見合った経営改革や業務改善を、中小・零細企業の経営者が自らの手で実施しなければなりません。時あたかも巷間では、プロ野球球団経営の経営改革が騒がれており、これは時代の変化に適応したビシネスモデルの変革と構築ができていない業界の事例になっています。
 これと同じ状況に当地方の中小・零細企業もあるといえます。
 現状を打破し積極的な経営改革や業務改善に打って出るためには、経営者自身の気づきとともに、それを手助けする専門的な知識を持った支援者が必要・不可欠です。
 このためにITコーディネータ、中小企業診断士、技術士、税理士等の専門家が連携し「経営応援隊さんいん」というNPO法人を設立します。このNPO法人と中小・零細企業経営者とが新たに交流する場を作り出し、情報提供や各種研修会・セミナー、コンサルティング等を通じて中小・零細企業のために経営改革や業務改善の啓蒙やその具体的な方法を提供します。
 このNPO法人は行政機関、中小企業支援団体、金融機関等との協力を密にし、当地域の中小・零細企業と共に地域経済の発展のために寄与いたします。特にITコーディネータは2001年に創設された経済産業省推進資格です。経営とITの橋渡し役として、経営者の側に立ってITを活用した経営改革を進めるには不可欠な資格として認知されています。
 今後、経済産業省や中小企業庁の各種支援施策が全国的に展開される中、地域の中小・零細企業支援の事業に積極的に関わり、地域経済発展のための主体的な活動推進を目指す専門家集団としてのNPO法人です。


2. 申請に至るまでの経過
  平成16年12月11日に設立総会を開催し、設立趣旨、定款、会員及び事務所、平 成17年度(初年度)及び18年度(翌年度)の事業計画、収支予算、役員等の案を審 議し決定しました。

    平成16年12月11日

                 特定非営利活動法人  経営応援隊さんいん
                 設立代表者  上 田  治 城


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