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豚肉のおいしさについて
 

豚肉のおいしさは、「肉のうま味+こく」「やわらかさ」「かみごたえ(かみ切りやすさ)」などがあげられます。
豚肉のやわらかさ、歯ざわりを決めものとしては「豚の筋肉繊維の太さ」「筋肉内の脂肪」があります。

黒豚バークシャーは品質の特徴として繊維が細かいことが解っています。牛肉と違って脂肪の量が少ないので目では見ずらいのですが、サシ(脂肪・霜降り)の入った豚肉はやわらかく、こくとうま味があります。

さらに、筋肉の表面や筋肉中に含まれる脂肪の成分もあります。
これは、飼料として食べられる穀物の成分に影響されます。飼料はとうもろこし、麦類、大豆粕などが主な原料です。それぞれを組み合わせて、成長にあわせて適切な量を与えます。 また、幼齢期には動物質飼料も必要です。
乳酸菌・微量ミネラル・ビタミンなども細胞膜の構成要素して必要で、肉のしまりや肉質の保持にも大切な役割をはたしています。

 

(全国養豚経営者会議、資料より)