解説 牛乳1食分(206g)には227mgのカルシウムが含まれており、しらす干し(11mg)や干しひじき(112mg)と比べても多く含まれています。牛乳はカルシウムの吸収率も高いため、効率的にカルシウムを摂取できる食品と言えます。
解説 「2010年国民健康・栄養調査」によるとカルシウムの摂取量は、乳児期を除くほぼすべての年齢層で推奨量に達していません。カルシウムは心がけて摂取する必要のある栄養素と言えます。
解説 カルシウムは骨や歯をつくる働きだけでなく、筋肉を動かしたり、神経細胞の働きにも関与していたりします。さらに血液の凝固にも関与しており、体の様々な機能を調整する役割を担っている欠かせない栄養素です。ちなみに爪の主成分はケラチンというたんぱく質でカルシウムは微量しか含まれていません。
解説 牛乳や脱脂粉乳などの原料を乳酸菌で発酵させたものがヨーグルトです。牛乳の栄養性に加え、乳酸菌の働きによる健康効果も期待できます。ヨーグルトの乳酸菌による効果には整腸作用、消化吸収の促進、有害物質の除去、免疫力を高めるといった健康効果に加え、保存性の向上や風味の向上などもあります。