第6回しまねの牛乳なんでも検定クイズ

～解答と解説～

Q.1 高血圧の予防や改善につながる“減塩”のために今注目されている牛乳を活用した和食のことを「？？？和食」という。
A. 低塩　　B. NEW　　C. 乳

正解： C. 乳

解説：

日本人が好んで食べる伝統的な食事である和食は、米飯を主食に、主菜や副菜に魚介類や野菜類を多く使い、脂肪分も少ないことから、健康的な食事と考えられています。ですが、実は食塩の摂取量が増えてしまうという弱点があります。また、カルシウムも不足しがちになってしまいます。
その弱点を埋めるのが牛乳です。牛乳の持つ「カルシウム」「コク味」「旨味」は和食の弱点を補うのにぴったりなのです。
この考えを基に味噌や醤油などの伝統的調味料と牛乳を組み合わせることで、利用されている食材本来の風味や特徴を損なわずに、食塩やだしを減らし、美味しく和食を食べてもらう調理法のことを『乳和食』といいます。
乳和食について、詳しくはコチラ！

Q.2 牛乳に多く含まれるカルシウムには？？？を燃やす働きもある。
A. 情熱　　B. 中性脂肪　　C. 酸素

正解： B. 中性脂肪

解説：

乳脂肪は体の中で中性脂肪になりにくく、カルシウムには中性脂肪を燃やす働きもあります。「牛乳を飲むと太る。」という話を聞きますが、中学生・高校生男女のべ6,000人を対象に、4年間にわたって実施された調査では、1日あたりの牛乳の摂取状況を①400mL以上、②200～400mL、③100～200mL、④100mL未満、⑤ほとんど飲まない、の5グループに分けて、体脂肪率との関連を調査した結果、男子では差がありませんでしたが、女子では牛乳摂取量の多いグループのほうが体脂肪率が低いという結果になりました。

Q.3 温めた牛乳に？？？を加えるとカッテージチーズと乳清（ホエー）ができる。
A. 米酢　　B. 醤油　　C. 塩

正解： A. 米酢

解説：

温めた牛乳に酢を加えると、化学変化が起きて分離し、カッテージチーズと乳清（ホエー）ができます。カッテージチーズはそのままサラダと混ぜても良いですし、乳清（ホエー）はポン酢と混ぜて減塩調味料として活用したり、ごはんを炊く際に利用するとツヤツヤの仕上がりになるなど、様々な料理に活用することができます。
乳清ごはんを作ってみよう！作り方はコチラ！
その他の乳和食のレシピについてはコチラ！