【 中古農機情報交換のオペレーションマニュアル 】

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1.はじめに


 組合員の方々に於かれましては、日頃より島根県農業機械商業協同組合青年部の活動に、ご協力ご理解を賜りまして誠に有難うございます。

 さて、私たちの業界を取り巻く現状は、昨今の経済状況や農業情勢を反映して、決して安閑と視座できるものではありません。私達青年部としましても、微力とはいえ、多少とも良い方向へ状況を改善できるよう努めなければなりません。

 中古農機に関して言えば、長期的な農家の農業所得の低下傾向や、本年8月に実施したアンケート調査に拠りましても、農業者の中古農業機械に対する需要は、増大こそすれ低下することはないと思われます。また販売店に於きましても、中古農機の処理の仕方が経営の大きなファクターとなるでしょう。

 青年部では、従来より中古農機の情報交換を事業の1つとして実施して参りましたが、今日、そのシステムの質的量的な改革が求められております。そこで本年、島根県中小企業中央会のご支援を得まして、同会の補助事業「活路開拓ビジョン調査研究事業」として、この情報交換の改革に着手したところです。

 中古農機流通改革の本質は「いかに迅速に販売店および端末ユーザーにその情報を伝達して販売に結びつけるか」にありますが、その為にはインターネットの利用が最適であると思われます。

 本マニュアルは、組合の中古農機情報システムを有効に活用して頂くために説明と手引きとして作成したものであり、皆様組合員の多数のご参加及び活発な活用をお願い申し上げます。

以上
 
青年部  杖田 博政