中国留学館/留学生コラム
「日本〜ドイツ〜そして大連を体験中

「第9回目 日本より」(2005年09月18日/更新)

7月20日(日)

前回のコラムから恥ずかしながらかなり長い時間が経ってしまった。その間怒涛の小テスト、期末テスト(余談ながら中間、期末テストがあるのがいかにも中国らしい。なんか高校生にもどったみたい)HSK考試と続いて、気がついたら帰国となっていた。

日本に帰ってみると、大連での1学期がまるで遠い夢のよう。後半の2ヶ月は特に時間の過ぎるのが早かった。が、本当にそこにいた証拠に、短い日本滞在中に自分の中の中国化した部分を発見。赤信号のとき平気で車の間を抜けて道路を渡ろうとし、ものすごく大きなクラクションを鳴らされてびっくりしたり、家族と喫茶店に入ったら紅茶一杯を割り勘しようとする妹にあきれて、「何で家族のくせにそんなみみちいわけ?」と腹を立てて逆に変な顔をされたり。

街を歩いている人を見ていると若い人たちのセンスのよさにびっくり。確かにここには、まっ黄色のパンツにドピンクのブラウスを合わせたりする人はいないのだなあ。街は隅々まで清潔でつばを吐く人もいないし、なんといっても言葉が100%わかるので、街を歩いていても妙に身構えなくてすむ。物事がシステム化されていてスムーズに進むので、中国でのようにいちいち争わずに物事が運ぶのがすごいなあとびっくりしたり。

逆に中国人の人なつっこさ、なんでもはっきり言う習慣はとてもなつかしい。親日的な大連だったせいもあると思うけど、反日デモが連日のように報道されていたときでさえ、いやな思いをしたことは一度もなく、逆に親切にしてもらった覚えしかない。正直言って中国人がこんなに心の暖かい人達だとは行く前は思いもかけなかった。

中国人の何でもはっきりものを言う態度にすっかり感化されていたので、日本では果たしてどこまで言っていいのかわからなくてちょっと混乱。人と話していても妙に気を使って疲れる。もうちょっと率直に思っていることを言えば、会話も楽しくなるのに、と思うのは私がかなり影響されたせいか。来週ドイツに帰るけど、どんな感想を抱くか。もう一度くらいドイツから書いて締めくくりにしたいと思う。

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