中国留学館/留学生コラム「徒然大連

「徒然大連 その12(2005年06月23日/更新)

この人について語らなければならない。この荒れたカオスの中で、救世主のように現れた、スーパーマン。その名も・・・レオ!!

私よりもず〜っとお兄さんのレオは、アシスタントマネージャーとしてホテルにやって来た。  ヨーロッパ、中東、アフリカ、、色々な国を見てきて、お仕事もして、中国に帰ってきた。だからこそ、かも知れないけれど、ホテルでただ一人、私たち(外国人)のことを気にかけてくれる。

きっと彼は、今まで色んな思いを味わって来たんじゃないか、と思う。何も言わないけれど、彼の穏やかな表情、雰囲気、仕種や言葉なんかで、そんな風に思う。そして何より、色んなことに耐えて来た人じゃなければ、あんなに人に優しく出来ないんじゃないだろうか。彼の優しさは、しなやかで美しい強さ、本当にそう思う。

ある日、もう本当に、皮膚が腐って崩れ落ちてしまうんじゃないかと思うぐらい、つらい事があった。そんな日に、レオは自分のお母さんが作った粽をわざわざ家から持ってきてくれた。もちろん、そんなことがあったなんて、レオは知る由も無いのだけれど、出来たてほやほやのまだ暖かい粽を、一口一口味わって食べながら、思った。

  世の中には、こんな美しい優しさがあるのに、なんて下らない事で大げさにつらいなんて思ったのだろう。大切なのはこの粽の幸せで、つまらないクズのような事であるはずがない。

それにしても、なんて良い人。。レオの望む幸せを、神様どうかレオにあげてください!  余計なお世話も甚だしいけれど、思わず、そう願ってしまった。

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