中国留学館/留学生コラム「徒然大連

「徒然大連 その22〜リンゴ攻撃、カップメン戦略〜」(2006年08月18日/更新)

トルファンに向かう列車での出来事。
ここまで来るとさすがに日本人が珍しいらしく、私が日本人だと分かると色んな人が見学に来た。みんな一生懸命慣れない普通語で私に喋りかけてくる。
私は質問攻めに堪らなくなり、昼寝を決め込むがその隙を与えてもらえない。
その時、切符点検に乗務員のおっさんが来た。
おっさん 「Japanese?」
わたし  「Yes」
おっさん 「・・・・・・」
わたし  「・・・・・・」

次に乗務員のおばさんが来た。これは中国語での会話。
おばさん 「日本の果物は高いだろ?」
わたし 「まぁ、高いね。」  
おばさん 「本当に日本の果物の高さと言ったら!リンゴ一個何十元もするんだよ!あんた達、信じられるかい?なんたらかんたら・・・・」おばさん、一同に向かって声高々に演説。
わたし 「・・・・・・・」
おばさん 「止めときな、中国が良いよ、生活は気楽だしリンゴも安い!なんたらかんたら・・・・」
わたし 「おばさん、日本に行ったことがあるの?」
おばさん 「ないよ!」

新疆の列車に乗って気づいたことが一つ。
ここの列車の食堂車には、ちゃんと少数民族用のごはんが用意されていて、どんな人でも安心
して食事が出来る。
しかもご丁寧に食事の時間になるとカップラーメンはどのように体に良くないか、よって食堂車
を利用すべきだという長い説明をとくとくと放送していた。

この列車でほっぺたがお餅のような赤ちゃんに会った。リンゴの演説を終えた
乗務員のおばさん曰く、この子は以前もっと太っていて、今は痩せた方なのだという事だが、
垂下がった頬がとっても可愛らしい。


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