「暇人IN大連外国語学院2」(大連外国語大学)

第2回「便宜的公寓在哪儿」(安いアパートはどこにある)(2007年08月14日/更新)

私と劉君と当時の家庭教師の周光宇さん、さらにおまけの付さん(「ふぅ」さん、劉君のガールフレンドです)の四人はインターネットカフェにやってきました。劉君は店員と交渉してくれましたが私の名義では都合が悪いらしく、付さん名義で会員証を作っていました。
付さんはふて腐れていました。それはさておき、中国では個人をコードナンバーで管理している様で、そのようなナンバーなどない私は会員になれないとの事です。
劉君にパソコンで、一ヶ月/1200元以下の物件を調べてもらい、連絡先を控えた上でカフェを後にしました。(付さんは劉君にまだ何か文句を言っている様でした)
1件目は大外から徒歩3分の場所にある、かなり年代物のアパートの二階。待ち合わせた※家主さんに中を見せてもらいましたが、長い間空き部屋であった様で、かなり内部は酷い状態でした。劉君は交渉して800元を750元にしてもらっていましたが、鄭重にお断り致しました。
2件目は大外の近くにある※大連京劇団の建物の近くとの事、確か正門から歩いて10分位だと思い、皆足取りも軽く…。大連京劇団の雅な建物を通り過ぎ更に20分…。大外前よりきつい坂を登り更に5分。アパートを六階上がり到着…。間取りは大部屋が2つ、ダイニングが1つ、子供がいても問題ない広さで月900元。部屋は綺麗とも綺麗でないとも言えるレベル、まあまあと言えばまあまあ…。然しながら如何せん遠い!!私達は首を立てに振る事は出来ませんでした。
更にもう1件、見に行く途中で2件目より遠いことが分かり断念。一行の疲れはピークに届き、※女の子二人には引き上げて頂きました。
私と劉君は、大外の正門の前で腰を降ろしておりました。
私達は諦めずに不動産管理店を何件か回り、最後の頼みと街路樹に貼り付けてあった「大外付近、月1200元」と書かれたメモの連絡先に電話を入れました。
程なくして3人の男女が…?!
聞けば、私たちが連絡を入れた後に他の方からも問い合わせがあり、この場に連れて来たのだと言う。
私たちと家主の男性、更に2人の女の子の合計5人は目的のアパートに…
以前通り過ぎた大連京劇団の建物の本当に近くに、かなり清潔感のある建物がありました。中に通された私達は思わず感嘆の声を上げてしまいました。今まで見てきた物件が余りに悪かったせいもあるのですが、とても立派な内装に正直驚きました。
直ぐに決めてしまおうと思った矢先、私が日本人であると言うだけの理由で値段を上げられてしまいました。
まぁ、実際逆の立場であれば自分も同じ事をしただろうと思いながらも、先に回った不動産管理店も同様な対応であった為、正直腹が立ちました。
結局、劉君が粘っても相手の対応は変わらず、一緒に来た女の子2人に物件を譲ってしまった形になりました。
この日の後も私達は辛抱強く物件を回り、なんとか一ヶ月700元で、友人が訪ねてきても恥ずかしくない程度の部屋を借りる事が出来ました。

補足文
※家主:中国でアパートを借りる時は概ね三通りの方法があるようです。
1)不動産管理店を通して物件を仲介してもらう
2)個人の仲介業者を通して物件を仲介してもらう
3)直接家主と交渉する

1番と2番の方法は仲介料を請求されますが、大した額ではありません。不動産管理店は一度100元程度支払えば気に入った物件が見つかるまで何度も物件を紹介してくれます。
この文の中で「家主」と触れた方々は、皆委託された仲介業者のようです。
安全を考えれば1番の方法が最良と言えるでしょう。

※ 大連京劇団:大外から歩いて10分程度の距離に立派な建物があります。京劇を見られる場所のようですが、一度も開いているのを見た事がありません。原田さんなら開演時期をご存知だと思います。

※ 女の子二人:任丽萍、周光宇(じょうぐあんゆぃ)、迟晓春(敬称略)。文中に出て来ない極短期間の家庭教師を含め、私の家庭教師は皆女性です。名前を見ただけでは男性か女性か分かりにくい。例えば大外の「姜羚羚」老師(じあんりんりん先生)のように、すぐに女性と判別できる名前は少なくなり、逆に马健(まぁじぇん)さんのよう一般的に男性に付けていた名前を女性にも付ける傾向に変わってきているそうです。

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