「暇人IN大連外国語学院2」(大連外国語大学)
第9回「住外边的话,有很多困难」(2007年09月15日/更新)

(外で暮らすのはとても苦労します)
暇人のアパート暮らしは、家主の宇宁さん(ゆぅにん)と賃貸契約を交わしてから現在2ヶ月が過ぎました。

隣近所はわりと静かで、どうやら外国人が借りることのできる建物でないのも原因か、暇人は彼ら(中国人の皆様)に珍しがられているようです。

私の部屋は1階なのですが、ある日、※窓に少年が二人貼り付いておりました。無視をすることもできず、現在持っているだけの中国語のレベルで彼らに話し掛けてみると、一人は隣の家の子供で、もう一人は彼の友達だそうです。彼らに色々と質問攻めを受けましたが半分くらいは答えられ、また半分くらいは「※听不懂」でした。

その翌々日、少年らに教わった通り、近所で座り込んでいるおばさんの所に、今まで捨てるに捨てられなかったダンボール、缶、ペットボトル、発泡スチロール等を持って行ったところ、全て買い取ってくれました(20元になりました)。聞いた話ですが、更に彼らから回収した資源ゴミを買い取る業者がいるそうです。

……、夏の大連は、良く晴れた日はとてもからっとしていて空調などは必要ありません。然しながら、どうもキッチン周りの湿気が逃げないようで、掃除を怠るとすぐ黒カビが生えます。また、冰峪沟からわざわざおいでくださる水道水は、ひんやりしていて壁を伝わる※鉄管が汗をかきます。それもまた部屋の湿気に拍車をかけているようですし、部屋に備え付けの洗濯機は二層式で、排水溝の水捌けは悪く、湯沸し機は水漏れがする。暇人の部屋はシャワーとトイレが一緒の中国式の為、シャワーを浴びる都度トイレ掃除が必要で……

つまり、暇人は毎日何かしらの掃除をしている事になります。

寮の2人部屋は一日32元。一ヶ月700元の現在の部屋は一見お得のように見えますが、水、ガス、光熱は自己負担、寮のように大きいシャワールームはなく、安全面も格段に低い、ただ自由のみがあり……

中国留学館のHPをご覧の皆様!!外国にお越しになれば、寮のような閉鎖的な環境ではなく、外部の生活を経験されたいと必ずお考えになると思います。私のように仲良くなった中国の友達と部屋を探すのも良いでしょう、安いアパートを探すのも良いでしょう、けれどもここは中国、日本の常識が必ず通じる訳でもなく、またトラブルは結局自分で解決するしかありません。

蛇足ですが……、

1) 不動産業者が仲介する「出租」の部屋を選ぶ
2) 安いには当然理由があるものと判断する
3) 隣近所の生活レベルも考慮する
4) なるべくたくさんの物件を見て回る
5) 備え付けの器具がしっかり機能するか確認する
こんなところでしょうか……、

しかし引越も悪い話ばかりではありません。仲が良い人が出来れば当然自室に招いて手料理を食べてもらいたくもなるでしょう、昨日も周光宇さんと二人で夕食を取りまし、新学期が始まれば他の留学生さん達も招待したいと考えています。

誠に僭越ながら、私の拙い文章、拙い経験が、多少なりとも皆様の参考になって下されば良いなと考えております。

補足文

※听不懂:(てぃんぶどん)、聞いて分からないと言う意味です。因みに、聞いて分かったと言う言葉は听得懂(てぃんだどん)です。

※鉄管:原田さんもHP上で紹介されていた記憶がありますが、中国の水道管は鉄管を使用しているので、水はそのまま飲むのに向きません。けれども、ここ大連の水は上海の臭う水道水などとは比較しようもないほどきれいです。