「暇人IN大連外国語大学3」(大連外国語大学)
第4回「四番目の家庭教師」(2007年09月24日/更新)

HSK班の授業は会話の習得を主眼とした研修班と違い、試験でのテクニックの向上を目指しているようです。
全部で五教科あり、「総合」「閲読」「聴力」「文法」「精読」のうち、精読を除く四教科は試験に則した勉強内容で、実力の伴わない暇人にはかなり難しい授業です。
実際、他の生徒さんは1年以上大外に在籍している方か、または中国語を選択している交換留学生さんです。
まぁ、成績で彼らに及ばないのは百も承知ですが、せめて授業には付いて行きたい!!暇人はまたもや新華書店に走りました。
新学期が始まっているので、書店の前にはたくさんの学生さんが家庭教師の職を求めて集まっていました。大外生は今回一人も見かけず、かわりに※理工大、海事大、東北経済大などの生徒さん達を多く見かけました。
この中国留学館のHPで紹介している上記の3校は、大外に決して近いとは言えません。※遼寧師範大学の生徒さんも見かけないようなので、今日は引き上げようかと思いながら、ふと海事大の一人と目が合いました。
彼女の名は庄文婷さん(じゅあん うぇんてぃん:20才)。
肌の色が少しだけ浅黒く、目鼻が綺麗に整った南方系美人です。周りの生徒さんと何か雰囲気が違うようなので、「你是那里人?」(どこのご出身ですか?)と、尋ねて見たところ、やはり「上海」との事。
中国の北方と南方の発音は大きく違います。暇人が遼寧省を留学先に選んでいるのは、偏に中国東北地方の発音が、中国中でも認められている標準語の発音に近い地域だからです。そのような訳で当然上海人は避けねばなりません。実際、彼女は「朋友」(ぽんよう)の発声を「ぺんよう」と言います。然しながら他の発音は問題ないようなので、取り敢えず暇人は彼女を四番目の家庭教師にすることに決定しました。
……日頃、暇人の連れている家庭教師は韓国の男子学生の噂になるそうです。今回の庄文婷さんは飛び抜けて美人なので彼らに良く一緒に勉強したいと言われるのですが、金を払って雇っていると答えると、本当にしょんぼりと諦めて行きます。

補足文

理工大、海事大、東北経済大:いずれも大外からバスで45分~1時間程度の距離にある大学です。遼寧師範大学は乗り継ぎなしで30分弱ですが、大連市のバスは「飛ばしている」ので決して近い距離にある訳ではありません。