「暇人IN大連外国語大学3」(大連外国語大学)
第9回「離別」(2007年12月25日/更新)

庄文婷さんとの勉強は暇人の中国語の能力を押し上げています。その証拠に、模擬テストを経るにつれ自分の実力(笑)が少しずつ上がって行くのを実感します。1回目の模擬は4級、2回目は5級、3回目は……

3回目テストは聴力6級、閲読7級、総合6級……、

「って、なんで文法の点が※底線を下回ってんだ!!アホか俺は!!」

ある日、韓国の青年達から暇人の家庭教師と一緒にご飯を食べたいと申し出がありました。そこで、奥林匹克广场付近の「※大地春餅店」という中華料理の店で宴席を設けました。庄さんは上海人なので、どうやら大連に住まわれている友人が少ないようです。彼女が連れてきた3人の友人は上海、広東、そして天津と出身も違うので各地方の楽しい話が聞けるものと確信しておりました。

宴席は思った以上に盛り上がり、韓国青年達も朗らかに交流をしています。

暇人:「広州の方は何でも食されると聞いていますが?」
上海人「そうです」
暇人:「四本足なら車でも食されるそうですね(笑)」
天津人「はい!(笑)」
庄文婷「本当です!(笑)」
暇人及び韓国青年団は大爆笑。
広東人「嘘です!私達でも食べない物はあります!!」
そのような中国人どうしでもある「お約束」な話に耐えられなくなったのかその広東出身の女性が……
「知っていますか?庄文婷さんの彼氏とっても格好良いんですよ!!」
って、そいつぁNGワードだぁ!!

恐る恐る韓国青年団を!あぁ皆しょんぼりしているぅ……暇人も庄さんはお付き合いされている方はいないと聞いていたのですが……とほほ

結局他の女性達も皆お付き合いをされている男性がいらっしゃるとの事で、電話番号を交換する場面も無く、宴席は尻すぼみで終りました。

翌日、暇人と庄さんは気まずい気分で勉強をしていました。庄さんは明日から中間テストの勉強があるので家庭教師をしに来られない、また年末は年末で他の試験があるので時間が取れないと申し出てきました。

昨日がもう少し和やかな雰囲気で終わればこのような話も無かったのではないのか、などと思いながら暇人は彼女の申し出を受けました。

「バイバイ」と手を振る彼女に、「さよなら」と、庄さんも知っている、会う機会のない人に告げる離別の言葉をもって送り出しました。

「文法の能力が上がらないのは貴方が覚えようとしないから!!」
庄さんが最後の授業で言っていた言葉が頭を過ぎる……
って、今更どうすりゃいいんだぁ!
暇人にかつて無いピンチが訪れたようです………(泣)

補足文

※底線を下回る:HSKの聴力、文法、閲読、総合の各問題には底線と呼ばれる最低点のラインが設けられています。暇人は中国に来て始めてのHSKで聴力が底線を下回り、総合点は範囲内にありましたが、如何なる級も貰えませんでした。
先輩は「文法は勉強する必要が無い」と申しておりました。本当に羨ましい限りです。

※大地春餅店:オリンピック広場付近にある中国料理店です。以前原田さん、大連事務所の徐さんの引き合わせで、留学生の皆さんと食事をしました。先輩や香里さん、又いずれ番外編で登場するかも知れない「マスター」達に始めてお会いしたのもこの席です。