「暇人IN大連外国語大学3」(大連外国語大学)
第11回「小春日和」(2008年04月06日/更新)

11月25日に行われたHSKは無事に終り、試験に向けて全力を傾けていた暇人達の戦いも終りを告げ、束の間の休息が訪れた。
それでもまだ1月3日の期末テストが終わるまでまだ授業はある筈である。しかしながら相変わらず我が班の出席者は5人以下……
先輩は既に大連で仕事を見つけ、授業には来ていない。
「確かに気が抜けましたね…」
カナちゃんがふと本音を漏らす。
今日の精読の授業は先生を入れて4人だ……。
音読の個々の持ち分がやたら長い。
学校の活動としてはスピーチ大会、卓球大会、カラオケ大会等の催しがあったようだが暇人はどれにも参加していない。たまには集まってビリヤード等をしていた我が班員も最近は何をすることもなく……
…………、
暖かい日差しが入る南向きの407教室で今日も暇人は勉学に勤しむ。
「ああ、すみません、遅れました!」
遅刻してきた交換留学生の女の子を含めて、今日の精読は全員で5人になったようだ……
少し慌てて席に着くクラスメイトを見ながら、暇人は先生に質問をする内容を頭の中で整理していました。
(据课本内容,楼兰古国是汉朝时代的西部三十六国之一,那么别的小国...)
授業はちょうど以前NHKで特番を組んで放送していた“楼蘭”についての内容でした。
詳細にわたる内容ではありませんでしたが、中国語を学ぶ人の中で修学後に中国の各地を旅したいと思う人は少なくないでしょう、暇人でさえ何も本科の卒業をのみを目的として修学をしている訳ではありません。当然に兵馬俑抗や万里の長城にだって行ってみたい。
楼蘭古国の話が出来る又とないチャンスである訳ですから、暇人は授業の進行に支障がないように気を付けながら質問を投げかけて行きます。
先生はにこにこしながら脱線に応じてくれ、クラスメイト達も好き好きに話題に絡みながら授業は緩やかに進んで行きます。

これからが冬本番である筈であるのに、まるで春先のような穏やかな一日でした。