中国留学館/留学生コラム「ジロウさんの独り言」

ジロウさんの独り言11 はじめての春節(2005年02月18日/更新)

2月6日  
18時08分、天津在住の友人を訪ねるため、天津行T227列車に乗車。天津までは10時間程度かかりますが、寝台なので楽々。向かい側にいた乗客と2時間ほど雑談した後、就寝。

2月7日
 
4時33分天津に到着。先に、帰りの寝台切符を買い求めたものの、既に売切れ、しかたなく座席切符を購入。天津駅から友人宅まではバスで1時間。5時30分発のバスに乗って6時30分には友人宅に到着。昼まで休ませてもらい、午後から、新年を迎える準備のため一緒に買物へ。2人では持ちきれないほどの食料と贈物を買って帰宅。翌日の大晦日の夜から正月の朝までは徹夜になるので、この日は早めに就寝。

2月8日  
午前中に風呂へ入り、下着・服は全て新しいものに着替えて、友人の同僚Rさん宅を訪問。Rさんの故郷は黒竜江省なのですが、ご両親が既に天津で生活されており、この日は親族(10人)が集まって、新年を迎える準備をしていました。テーブルに載せきれないほどたくさんの料理をみると、中国人の春節へのあつい思いを感じることができます。前日に準備した贈物(コーヒー・セット79元)を渡しながら、挨拶をすませ、Rさんのご家族と談笑。Rさんのお母さんの中国語は、方言が多くて、全く聞き取れず、その都度友人に通訳してもらいました。  新年を迎える1時間前には、みんなで餃子を食べます。餡の中に1毛銭や飴を隠した餃子もあり、その餃子に当たる幸運を期待したのですが、残念ながら外れ。新年へのカウントダウンが始まるころには、みんな赤い靴下にはき替えて新年を迎える態勢に入ります。なぜ赤なのか聞きませんでしたが、友人は下着まで赤でした。

2月9日(初一)  
0時0分、爆竹・花火と共に新年を迎え、「新年快楽、新年快楽」。携帯電話も一斉に鳴り出し、「新年快楽、新年快楽」。爆竹と花火の音は延々と続きます。この音を聞きながら、朝まで麻雀。麻雀を知らない私は、甘蔗をかじりながら見ているだけ。甘蔗を見たのは、この日が初めてで、かじると繊維の中から甘い汁が溢れ出て、出尽くすと口の中に繊維だけが残り、これを吐き出してから、またかじります。  夜が明けると、寺院へお参りに。中国にも初詣の習慣があったとは知りませんでしたが、凄い人出で、本殿に向かって跪き、地面に額を当てるほどのお辞儀を3回して、願いごとを唱えます。願いごとは他人に言ったら叶いませんので、黙っていましょう。寒さ、線香の煙、そして埃とで喉を痛めてしまい、夕方、友人宅へ戻ったときには完全に風邪。

2月10日(初二)  
喉は痛いものの、体温は平熱だったので、午後から友人と一緒に外出。再びRさん宅を訪問し、夕食を共にして、そして麻雀。この日も、あちこちから爆竹と花火の音が聞こえてきます。

2月11日(初三)  
大連に帰る日ですが、列車の時間は19時55分なので、友人宅で、前日までの疲れを清算するため、外出せずに養生。そして予定通り、大連行きT225列車に乗車。帰りは窓際の座席だったので、足元が寒くて少々難儀しましたが、2月12日(初四)朝6時、無事に大連へ到着。友人たちの暖かいもてなしで、はじめての春節を楽しく有意義に過ごすことができました。非常感謝。

【前のコラム】  【次のコラム】  【中国留学館トップ】