中国留学館/留学生コラム「徒然大連

続・ジロウさんの独り言4(2005年10月23日/更新)

ジロウさん独り旅(蘇州・杭州

131.HSK結果発表
さて、ジロウさん独り旅の続きをお話する前に、HSKの結果がでましたのでご報告します。前回と同じ7級でした。前回と比較すると、听力6→7級、語法7→8級、閲読8→7級、填空8→7級。8級の壁は高く、厚い。ショックでしたが、気を取り直してジロウさん独り旅を続けます。

132.西湖周遊
7月16日、この日は西湖観光。朝7時にホテル前から旅行会社のバスに乗り込むだけ、空っぽだったバスの乗客も別のホテルからどんどん観光客が乗り込んできて、あっと言う間に満席。日本人観光客は私一人でしたが、独り旅らしき観光客を見つけて話しかけるようにしたので、なんとか退屈せずにすみました。さて、西湖についての感想ですが、「ああ、こんなもんか」という程度です。ここだけに限らずどこの観光地に行っても、あまり感動するような風景に出会ったことがありません。有名な観光地ほどこの傾向が顕著です。

133.西湖の龍井茶
今回のコースは、西湖を含む5ヶ所を1日で観光し、最後はお決まりの「みやげ屋」へ連れて行かれましたが、記憶に残ったのは、以外にも「みやげ屋」でした。

この地の名産と言えば龍井茶ですが、連れて行かれた場所は人民解放軍直営の製茶工場でした。観光客用の小さな部屋がたくさんあって、各部屋では軍服をきた販売員がテキパキと龍井茶の説明しながら、全員に茶を振舞ってくれるのです。ただ、全く笑顔が無く異様です。重苦しい雰囲気の中で、今度はお茶の販売が始まりましたが、販売員の顔には相変わらず笑顔はなく、なにがなんでも買わせるぞと言うような威圧感を発していました。その甲斐あってか、ほとんどの客が買っていきます。(でも、私は買いませんでした。)

134.千島湖周遊

7月17日、千島湖を観光。西湖から南西約200kmのところにある大きな湖で、名前のどおり湖にたくさんの小島が点在します。知名度は低いですが、ここの風景はとても綺麗で、西湖よりもお勧めです。大きなホテルのような大きな旅客船に乗って、湖の中央に出ます、そのあと小さな遊覧船に乗り込んで、主要な小島に上陸します。島と島の間を手漕ぎ船で渡ることもできます。昼食時は、また遊覧船にのって旅客船に戻り、中華料理のバイキングを頂きます。これはけっこ旨いですが、別料金(30元)です。

135.またまた龍井茶
今回も最後はやはり「みやげ屋」しかもまた龍井茶です。前日とまったく同じように観光客用の小さな部屋に入って、販売員にお茶を振舞ってもらいました。しかし前日の軍服販売員と違って極々普通の販売員で、マニュアル通りの説明には緊張感もなく、何が何でも売ってやるという気迫もなく、案の定、誰一人買うことも無く終了しました。ちょっと可愛そうでした。

136.ファッションショー
みやげ屋は、龍井茶コースだけではありません。杭州絹コースにも連れて行かれました。店内には布団、シャツ、ドレス、ネクタイ等何でもあります。なぜかエッチなDVDも販売していました。店内の見学通路に沿って進むと最後に小さなホールにたどり着き、ここで絹ドレスのファッションショーがご覧になれます。モデルは5人、皆さん細くて、背が高いですが、それほど・・・。

137.天津へ
千島湖観光も無事終了し、旅行会社のバスで杭州駅へ直行。駅に着いたのは18時、帰りの切符は既に購入済み。出発時間の22時まで十分に時間があったので、駅前のホテルで休憩することに。汗を流し、じゅうぶん休憩してから乗車したので電車のなかでも熟睡、7月18日11時、目的地の天津西駅に到着。西駅はとても古くて、駅周辺も危険な雰囲気があり、タクシーの運転手も相当しつこい。おばちゃん運転手に「どこ行くの、どこ行くの」と、しつこく追いかけられたのですが、走って逃げました。道路脇の公用電話で友人に連絡をとり、待ち合わせ時間を確認して受話器を置くと、いきなり後ろから「どこ行くの」と、さっきのおばちゃん運転手が・・・。おそろしい街です。

138.誕生日
7月18日は、私の誕生日です。天津の床屋で髪を切り、ヒゲを剃って、綺麗にしてもらってから友人宅に。中国人の友人6人に祝ってもらいました。誕生日を祝ってもらうなんて、何年ぶりでしょう。嬉しかったので、お礼に昨年のヒット曲「老鼠愛大米」を歌ってあげました。

139.大連へ
7月19日、前日の楽しい宴会から一転、この日はひとり寂しく帰路につくことに。天津新港から大連港まで13時間、船旅もすっかりなれてしまい、甲板に出て海を観ることもなく、旅行の疲れもピークにきていたせいか、眠り続けました。目が覚めると大連。今回は、蘇州の雨と杭州の暑さで体力をかなり消耗し、鏡で見てもわかるほど痩せました。

140.断水終了
今回の旅行は、寮の断水が引金になって出発したものですから、寮に帰っても復旧していなかったら、旅行に出かけた意義が無い。おそるおそる水道のバルブを回すと、真っ赤な水がドバッと出て、徐々に色が薄くなって、最後に透明になっていくのを確認できました。無事復旧、10日ぶりの自宅でのトイレは爽快でした。

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