中国留学館 「留学生連載コラム」__
 
たろうさんの斜め読み大連日記
10月17日 晴れ
2001年12月17日/更新

やっと風邪が治りかけ。と思っていたら明日はいよいよロシアの新しい留学生がやってくる日。
先生も受け入れ準備でおおわらわです。
まだ、各自の部屋の準備もできていないようです。
さて彼らの入学と同時に私も中級に上がることになるのですが、いやー中級になると教科書が急に難しいです。
当然、習っていない漢字、文法がたーくさんあり、予習に結構時間がかかります。
あまりにもしんどくて寝てしまい、今この日記も夜中に書いて(打って)ます。
もう少し初級をやってから中級にあがりたかったんですが、仕方ないっス。
ロシアの子たちと一緒に初級をやると彼らは漢字を覚えるのに相当時間がかかるでしょうから・・・
じゃ、日本人にとって漢字を覚えるのは楽かというとそういうことでもなく、以前台湾で習った漢字と日本の漢字と、中国の漢字が微妙に違うし、文法的というか表現も多少、台湾と中国で違うので、個人的にはその修正に時間がかかりそうです。
そういえば、今日付けの人民日報の日文版に「18日から中国全土でのビデオ・コピー商品の一斉掃討開始」とのこと。国家体制に影響のある商品(反体制的、わいせつなど)を販売していたら 営業権の取り消しを含めて検討するという内容。
APEC(上海)にあわせて世界各国にアピールするためなんでしょうが、ほとぼりが さめるまでは街にでてもビデオCDなんかを売っているとこは商品が撤去されて閑古鳥がないてるんでしょうね。 しゃーないなー。APECが終わるのを待つかぁ。 まぁまだ買ったビデオCDも見終わってないし。

追)ADSLですが、学生の各寮に導入が決まっているようです。今工事が急に始まってます。
正確な情報ではないのですが、学生むけには月額15元(約225円)が定額で使い放題とのこと。
もしそれが今住んでいる建物にも適用になるなら本当にうれしいんだけど。

10月18日 晴れ
2001年12月17日/更新
いよいよロシアの留学生が到着。階段の上り下りはうるさいわ
人の部屋を覗き込んでも挨拶はしないわ、これからの生活大丈夫かなぁ。
英国人の先生にも「ロシア語ができますか?」と尋ねたら「ニエット(ロシア語でNOの意味)!」
と返事をされたのでできないようです。
どうコミニュケーションとればいいのか???

さて今日からは中級の授業開始。
一気にジャンプアップしているので、ヒアリングの授業にとてもついていけず、予習したところはなんとなくわかるけど、日本語訳にしにくい文章が細々と出てきた。いよいよ勉強開始って感じです。
初級なら勉強せずともいけたのに、今回のは相当予習に時間をかけないと追いついていけそうもない感じ。
以前、半年勉強してたとはいえ、やっぱ、中国入りして1ヶ月そこそこで中級昇格っていうのも 結構難しいもんです。
10月21日(日) 晴れ
2001年12月17日/更新
あーっもう、イラつく。。
一気にやる気を失いかけ。

その1:ロシアからの学生が14人新しく来たけど案の定、うるさい。3階には男子学生3人が入ったのだが女の学生の部屋と行き来するのに、階段、廊下は走るわ、廊下で(廊下でだよ)9時過ぎになると毎日ラジコン(ラジコンだよラジコン)してるわ、廊下でロシアの女の子とだらだら長話してるわ。しかも11時半まで・・・どついたろうかホンマに。

その2:中級の授業に上がったものの授業ペースが先生(男性)のマイペース。長文を読み終わったあと、「分からないところは?」と先生が言うので、長文の内容のところを見直していたらさくさく次の練習課題へ。文法もさくさく説明して理解できないので、質問を繰り返すと先生曰く「進むペースが速いかも知れないが、重要なのはHSKのテストです。それに追いつくためには、このペースで進みます。」
HSKにどれくらいのランクまで合格させたか先生の実績になるかもしれないけど・・・
ロシアの学生が来て初級は1からやりなおすというから中級に仕方なく上がったら、こうだもの。
10月22日(月) 晴れ
2001年12月17日/更新
今日は文法の先生(上記、男性教師)と多少、意見の相違によるいさかい発生。
進み具合の速度ついて何も調整してくれない上に、黒板を毎日、当番を決めて拭け、床も 週に一度でいいから拭けとのこと。黒板を水拭きしたらだんだん黒板が、かきにくくなるとこちらが主張しても馬耳東風。こっちも頭にきたが向こうも頭にきたらしく 「じゃ先生が拭きます」というのでご勝手にどうぞ。こっちは勉強しにきているけど、部屋のメンテナンスまでしに高い金を払ってんじゃあない。自分ペースを早くつかまなきゃ。リスニングの先生(女性)はペース調整もしてくれるんでいいんだけどなぁ。

中級で一緒に勉強しているO君の体調が芳しくない。つい最近まで頭痛がしていたのが今回は胃痛。
医者に見てもらった結果異常なしとのことなので、おそらくストレスが原因ではないかと思う。
ストレスの解消が上手くいかず、蓄積されたものが別の症状で現れているような気がしなくもない。
今度いっしょに温泉(健康ランド)にいって、湯につかったら多少はストレスの解消にはなるのかも。
シャワーだけだと疲れもなかなか取れないしね。

ロシアの学生がうるさいので、学校の管理の先生にクレーム。
既に先生からロシアの先生に少なくとも9時以降は静かにするようにクレームを入れたとのこと。
昨日は2回も怒鳴った。血圧があがりそう。
10月23日(火) 霧(!)
2001年12月17日/更新
海側に学校があるせいか10時くらいから濃霧!
対面にある他の寮さえ見えません。

また文法の先生と多少のいさかい発生。こっちもなんとかして中国語の授業を開始して1ヶ月半なのに 中級に上がらざるを得なくなったので、それに追いつくために授業の予習を時間を掛けてしてきているのに 先生の第1声は「君には目標がない!HSKは権威のある試験だからこれでいいレベルをとれるように 努力しなくてはならない」いやーっ。わかってるけど先生の発音がどうやら他の学生に聞いても標準語 じゃないって言うし、淡々と進めていて読んですすむだけ。
「○○(たろうの本名)君の発音は南方なまりがある。私の標準語で学びなさい」って先生が言うけどほんまかいなって感じ。熱心なのはわかるけど、1ヵ月半で中級ってのは結構大変。知らない字を探している間に夜中1時、2時になることもしばしば。フーっ。
10月25日(木) 曇り
2001年12月17日/更新
急に中級に上がったため文法の予習で結構時間がかかるのと、知らない単語が続出なので結構大変。
ヒアリングの時間が違う脳みそを使っているせいか少しましな程度。

それにしてもロシアの学生がやかましくてたまりません。10時半を超えたいまでも部屋から部屋へと遊びにいっており、3人しかいない男子学生がフル活動中です。先生達も日本人学生と違い、漢字の面でのハンディがあることと、姉妹校提携先の学生なので時間を掛けて 勉強させるらしく、今年の10月から2年間はここにいるようです。同じ建物に日本から短期でこられている大学教授夫妻がいらっしゃるのですが、その方によると先日は男子学生が ソファーの上でお腹をだして寝ていたそうです。またとてもうるさいので叱ったところ馬耳東風だったそうです。 更に彼らはこちらから挨拶しても挨拶をしません。私は授業を早く進めたかったので、中級へすすんだのですが、ロシア人14人と一緒になり 初級に残ったM君(日本人)は大変です。ほぼ全て授業中の説明がロシア語になってしまい、授業の進捗が止まってしまいました。たろうとM君だけの初級の授業のときは日本語なんてほとんどなかったのに今はロシア語中心だなんて不公平な・・
10月26日(金) 曇り
2001年12月17日/更新
気分なおしに交流学生と一緒にカルフールへ買い物。
思っていたより商品の種類はウォルマートと 特に変わったところもなく、何か拍子抜け。ただ隣接している電子市場でゲームが案外たくさん売っており、ゲームボーイアドバンスもハード、ソフト共に売っていたのでちょっと安心。(PS2ソフトは皆無。)
カルフールではチョコパンを始めて大連で発見したので購入して帰ることに。カルフールの帰り道で学校までの帰りしな、軍の偉いさんが住んでいるあたりを抜けて帰ると 綺麗な一戸建ての家ばかり。戦前の日本人が使っていた家をそのまま使っているそうな。和洋折衷方式の家々が並ぶ光景は結構、印象深い。七七街にも確か古い日本人街があるらしいので、今度いってみよう。

学生寮ではTVがよく入らないので、気分転換の方法を探す毎日。することが無いので結局、掃除、洗濯、買い物、ネットそして中国語の学習・・・・・ うう悲しい・・・・・・・・ 最近はビデオCD、DVDを買いにいったり、それらをみたり、食品の買いものにいったり、UCCの喫茶店で休んだり、部屋でネットをしたり、なんとなくは気分転換できるんですが、やっぱTVが見られない、見てももつまらない、雑誌が面白くない、買い物にいっても新しい商品が ない、新しいたべものがない、などなど、結局は「情報」がないんすね。
日本なんかじゃTV、ラジオ、雑誌、にネット、衛星放送に、ゲーム、書籍、、雑誌、ビデオといったように いろんな情報の組み合わせ、選択ができたんだけど、現状の中国ではまだまだ少ないのが実態。まぁ違う国なんでしょうがないけどね。
でも「笑い」の少ない国だなぁってつくづく感じる。リラックスする部分が少なくて全体的に「お堅い」国。

今日は週末だというのにロシアの子たちは静か。何か薄気味悪い。どこか遊びにいったかな?そのほうが嬉しいんだが。でもさっき、たろうさんの部屋(3階)と2階の部屋間違えてドアを開けようとしてたみたいで 日本語で「誰?」と話しかけたら、ドアの前にもういなくなっていた。 おそらくあの子らのどれかだろうなぁ。
10月28日 曇り
2001年12月17日/更新
すごい強風で体感温度は0度くらい。しっかり冬支度しないと結構さむい。
今日は特に寒いせいか、ロシアの子たちもおとなしいおとなしい。なるほどね。寒くなったらいつものことで習慣として部屋からでなくなるんだね。じゃあ、これから寒くなるから少しはおとなしくなってくれるとありがたいんだが。そうもいかんだろうなぁ。
明日は日本から偶然にも水産学院へ田舎の知り合いが見学にやってくる予定で、今日、大連入りの予定。
そのために昼間もあまり遠出もせず夜に備えていたんだが、出発が2時間半ほど遅れ、ホテルに入るのが10時くらいになりそうなので、寮の門限のこともあり、 明日、朝に電話連絡することに。
10月31日 (水)曇りのち強風
2001年12月17日/更新
予習、復習で結構、時間がかかり日記をつける時間も不定期になりがち。
ロシアの子達は、まぁまだましになってきたものの少し暖かくなると、途端に 男女交流の開始。
夜中1時でも2時でもあっちいったりこっちいったり。いつ寝てるんだこいつら。

そろそろ3年で卒業の本科生ではない学生の就職活動開始、日本語検定試験が近づいてきました。
年が明けるとほとんどの学生はリクルート活動で忙しくなり、学校の授業も休んでしまうよう。
この点は日本とおんなじ。

今、一緒に語学交流(といってもこっちが教えるほうが圧倒的に多いのだが)している学生に 話しているのは「日本語検定1級を取れました」だけじゃこれからはダメということ。 日本語検定はあくまで基本線の話で、日本語が上手な人が必要なら現在日本に留学している学生の方がはるかにつかえるだろうし、PCも使えない、貿易上には英語が必須なのに英語はからきしダメなら、他の人と自分をどう差別化するのか?ということを考えなさいとアドバイスしている。
日本語検定1級って言っても流暢に話せなきゃ意味は無いんだし、相手の質問に即座に回答が出せる ようにしないと仕事にはならない。その上、業種の専門用語や業界の慣習なども理解しないと通訳業務さえままならない。
そういう話をすると真剣に聞いてくれてはいるんだがなぁ・・・・どこまで理解してくれているか・・・
かくいう自分も中国語に少し目処がたったら貿易の勉強と中国語での貿易用語の勉強をしなきゃなぁ。

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