中国留学館 「留学生連載コラム」__
 
たろうさんの斜め読み大連日記

2月1日 雪(実家にて)
2002年05月06日/更新
夜中まで、というか早朝まで読書、朝起きて新聞を3紙読み、夜に少しネットを
やってTVを少しみて、また読書という時間的に贅沢な生活を淡々と実家で続けております。
寮に残っているM君はどうしているのだろう?ビデオCD三昧の生活をしているのかもしれない。
大連の近場くらいは旅行しているのかなぁ?
さて日本は不況不況などと盛んにマスコミが騒いでいるけど、それは日本人がそういう不安を
あおる言葉が好きなので、マスコミ特に経済誌が売上げ増加のために書き上げているもの。
(逆に中国は楽観的な内容のものが好まれる)
詳細をよくよく見てみると、アメリカのテロのおかげで航空不況などといわれているが、
そのおかげで日本国内の旅行が久々の活況状態。
札幌郊外の温泉なんて3月末まで予約でいっぱい。
明らかに供給過剰の札幌のホテルだって雪祭り期間中は予約でいっぱい。
マスコミはお客さん受けする内容を改ざん、もしくは誇張表現してでも書いてくるから、
書いてある内容と反対のことを観察してみるとと案外真実が見えてくる。
話を戻し、最近、北海道観光で顕著なのは香港、台湾からのお客様が増えていること。
もともと、日本の人が海外に旅行するのは日本国内の旅行代金が相対的に高いことと
日本国内の宿泊先のサービスが悪いこと、海外の観光地なら日本語しかできなくても、
現地のひとが日本語ができるようになったこと、日本人の英会話能力があがったことなどである。
今は、その逆を中華圏のお客さんに対し、日本国内の人が対応しなくてはならない。
現状は香港、台湾という2地域からしかお客さんはきていないが、あと10年もしないうちに
日本への個人旅行が今は禁止されている中国本土からのお客様がじゃんじゃん日本に飛んでくる。
香港、台湾とまた違う生活習慣をもった中華圏のお客様が。
2月3日 雨(東京にて)
2002年05月06日/更新
大学時代の同級生とのミニ同窓会のため上京。
近々の中国の上京を話す。話してみると案外、中国の状況を皆しらない。
漠然としたTVからの情報があるものの、実際の話は面白いらしい。
WTO加盟後の心配される農業とそれにともなう失業の懸念、各信託公社の負債状況、
各部門での贈収賄に代表される腐敗状況などなど。
まだまだ中国は日本向け輸出の製造業以外が進出するには少し難しい国かもしれない。
さて、日本に帰ってくると、極端に中国の日々の情報は入ってこない。
中国でも、台湾でも世界のニュースは、メーンの時間でも必ず少しは扱うのだが、
日本は国内ニュースが中心というか、それ以外のニュース放送が極端に少ないように思う。
まぁ中国の官製報道を聞いていても、空々しくて全然面白くはないが・・・
2月18日 雪時々雨(実家にて)
2002年05月06日/更新
当初中国へ戻る予定を20日にしていたのを27日に延ばしたので、いっしょに勉強して
いるM君へ国際電話で連絡。彼は旧正月でも日本へ帰国しなかったので1ヶ月ぶりくらいに会話
したのだが、どうやら暇で暇で日本が恋しいらしい。約2ヶ月も休みがあるのだから、帰国すべき
とアドバイスしたが、寮内で中国語の独学をするからと主張し日本へ帰国しなかった。
案の定、相互学習している学生は彼の見込みと違いさっさと帰省し、PCも持参していないので
日本の情報も入らず、日本人の他大学の友人もいないので会話する相手もない大変さびしい状況に なってしまったよう。
休み中にそのまま残るのも帰るのも一長一短でなんとも言いがたいけど、授業もなく、相互学習の
相手も帰省し、中国内を旅行するでもなし、淡々と寮内で勉強しているのであれば、メンタルの部分を
考えると中国語能力の進捗も推して知るべしのような気がしなくもない。
私はその間、食べたかったものを食べて、飲みたかったものを飲んで、会いたかった人に会って、
笑って楽しんで、必要なものを購入して、気力、体力ともに十分チャージ完了。
(結構しゃべって、笑ってというのは精神衛生にとてもいいことに最近気がついた)
あとは夜型になった生活サイクルを元に戻さなくては・・・・・
2月24日 晴れ(東京にて)
2002年05月06日/更新
大連へ帰る前に東京の友人達に会うためにとりあえず東京へ移動。
東京へ着いたあと、旧い友人が調達してくれた格闘技の試合を見学。
移動中、東京の街を眺めると品川、汐留のあたりの開発状況がすごい。
高層ビルの連立。おそらく今まで容積率による制限でそこまで高いビルがなかったんだろうけど
30階から40階くらいのオフィスビルやマンションがバカバカと建っていくと結構壮観。
(中国でも上海あたりで、もっと高いものができるようだけど建築技術がとてもとても心配。)
日本も経済が悪い悪いと言っていても格闘技の試合には2万人以上も人が入っているし、
ビル、マンションも次々と新築中で即日完売だとか考えると、売れてるものは売れてる。
日本は景気が悪くてという奥さんの腕にはブランドもののバッグ。家はマンションか一戸建て。
家には自家用車があって、会社にはスーツを着て出勤し、奥さんは専業主婦。
家電品は全て揃っていて、たまに出前のピザをとって家でビデオ鑑賞。
やっぱ日本って贅沢じゃあないですか。
中国で学生生活をしていると日本生活の水準の高さと贅沢さをしみじみ感じる今日この頃です。
ああ、もうすぐあの生活に戻ってしまう・・・・
2月27日 霧(大連にて)
2002年05月06日/更新
あっと言う間の冬休みも終わり、大連に戻ってきました。
今年は大連も暖かいようで、今日の飛行機の到着は濃霧で到着できないかもしれなかったの
ですが、何とか無事帰還。まぁ相変わらずの大連です。
また食料と水の確保に最大限の注意を払わなくてはならない生活に逆戻りです。
コンビニとは言わないがせめてドリンクの自販機くらいは寮に欲しいものです。
新しい日本語、英語の先生も今日入寮らしく、英語の先生はオランダからこられた方のようです。
日本語の先生2組は、札幌と大阪からお越しのようです。
また、明日には、ロシアの留学生達も帰ってくる予定で、彼らのことだからおそらく中国語もほとんど
忘れて大連へ戻ってくることでしょう。(特に男子学生)
さあ、下期の再開です。必要なものは日本から十分調達しましたし、(とても重かったです。)
たくさん食べて来ました。また、コツコツと勉強再開です。

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