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松平不昧公お好みの腰高饅頭『千代の珠』のご紹介のページです。この御菓子は、出雲文化伝承館のお茶席にてお召し上がり頂ける他、
本店にてご予約のお客様にのみ販売いたしております。

出雲は松平不昧公という数奇大名の出現によって、全国でもまれに見る茶の湯の広がりを見せたお国柄である。したがって菓子司も多い。いま菓子における真、行、草は、押し物、生菓子、有平の順である。干菓子の多くは押し物と有平細工の二種を組んで盛られる。
ところで不昧公の茶会記では生菓子は口取と呼ばれ濃茶に、干菓子は惣菓子といわれ薄茶に用いられてきた。この腰高饅頭は不昧公が最も愛用した、お好みの口取である。
このたび出雲文化伝承館の茶席披菓子として、出雲の菓匠坂根屋でこれの再現を企てた。たまたま平成三年十月五日に皇太子殿下お立ち寄りの栄には、晴れの献菓の覚えもめでたい菓子となった。
熟練の菓匠の技でつくられた、この『千代の珠』は、山芋のきめ細やかな肌合いと、白小豆の自然な持ち味が、ほのかに口中でひろがる風味を賞したい。おそらく茶家の敏感な味覚に応じてくれることであろう。
平成三年十月吉日
出雲文化伝承館館長 藤間 亨
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| 千代の珠の中餡は最高級の備中白小豆の漉し餡を使用しております。 風味、口どけでは、これ以上の餡は知りません。 |
復刻菓 千代の珠