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酒席のマナー

◎調味料や薬味は味を見てから。

 好きだからなのでしょうが、カレーライスが出るとすぐソースかける人がいます。塩焼きの魚が出ると当然のように醤油をかける人がいます。
 そばが来るとまず七味唐辛子を、ラーメンにはコショウと、大半の人が食べる前に入れています。
 どんなお店でも、それぞれ味の工夫をしているはず。ひと口ふた口その店の味を見てから、自分の好みに合うよう調味料や薬味 を入れるのが板前さんへのマナーです。

◎移り箸、込み箸、舐(ねぶ)り箸ほか箸使い禁物集。

 食べ方でも、してほしくない箸の使い方があります。その主なものを挙げると・・・・・
 移り箸 「菜移り」ともいい、ひとつのお菜を食べ、続いて別のお菜に箸を付けることで、一つのお菜を食べたら、次は酒か汁か ご飯を。
 込み箸 口に運んだお菜を箸で口の中に押し込むこと。
 舐り箸 箸にくっついてしまった物を舐めて取ったり、箸の先を口に入れて取ったりすることで、見た目にも汚い食べ方。
 探(さぐ)り箸 汁の中の実を箸の先で探すこと。これはついやりがちです。
 迷い箸 どれを食べようかと、料理の上で箸を器から器へ移すこと。
 空箸 お菜をはさみかけて途中でやめる。これはいけません。
 刺し箸 いもなど箸で刺して食べること。
 渡し箸 器の上に箸を前にむけて置くこと。

◎肘(ひじ)をついて飲み食いしない。

 クセなのでしょうが、片肘をついて飲んだり食べたりしている方をよく見かけます。
 くつろいで飲むのですから、どんな格好をしていてもよさそうなものですが、他人が見るとけだるそうで、美味しく飲み食いしているようには見えません。
 特に、女性がひとりで鮨屋のつけ台(カウンター)などで肘をついてチビチビやったり、つまみを食べている姿はいただけません。
あいている手は,軽くカウンターの端においておくのが自然です。

◎口紅は軽く落として

 割箸の先や猪口に鮮やかな紅のあとを残すのは、一見色気があるようですが、決していいものではありません。食前にそっと口紅を拭いておくか、食後、紅のあとを拭ってから退席しましょう。

◎舌を口から出して料理を受けるのは品がない。

 ご本人は気づいていないと思います。でもこれは何とも品のない食べ方です。
「女は気をつければいいだろう。男がそんなことどうでもいいじゃないか」という方がいるかもしれません。
 しかし、これは格好ではありません。誰が見ても気持ちのいい飲み方食べ方をしたいものです。男だからいいというものではありません。

◎ 食事が終わって、あがりを飲むやいなやブクブクとやるのも下品です。口元をかくして黒文字(楊枝)を使いましょう。