小動物の育て方 |
ハムスターの飼い方
ずんぐりむっくりした体で、愛敬たっぷりのハムスター。ペットとしての人気も急上昇中です。よく見かけるのは、中近東原産のゴールデンハムスターですが、最近ではジャンガリアン、ロボロフスキー、キャンベルといった小型のドワーフハムスターも登場してきました。夜行性なので、昼間は仕事で家にいない人でも良い遊び相手になってくれます。 ●ゴールデンハムスター 最も多く飼われているハムスター。毛色は茶と白のブチが一般的。 ●ジャンガリアンハムスター 毛は灰色っぽく、背中に黒い筋が入っている。 |
ハムスターの魅力は、その姿や、のんびりした動きのほかに、たいへん人になつきやすい点があげられます。自分の名前もちゃーんと覚えていて、何度も呼ぶと振り向いてくれますし、心を許せば、手の平で眠ってしまうほど仲良しになれます。もちろん、ここまで慣れるかはあなたの愛情次第。毎日少しの時間でもいいですから、ゲージから出して遊んであげましょう。 |
ゲージの作り方 |
運動やストレス解消のため、まわし車をつけます。 小鳥用の巣箱などで部屋を作ります。 歯が丈夫なので、必ず金属製のゲージを用意します。高さがあまりなく、平たい方が向いています。 扉には簡単なカギをつけます。 床にはワラやかんなくず等の巣材を敷きます。 いつでも新鮮な水が飲めるようにしておきます。 トレーにはペットシーツを敷いておきます。 ハムスターは決まった場所で排泄する習性があります。ゲージの隅に“ハムスターの砂”でトイレを作ってください。 |
飼育のポイント |
いろいろなメニューをバランスよく ハムスターは雑食性で、いろいろなものを食べます。食事は“ハムスターのまんま”“ハムスター&リスランチ”を中心に、時々おやつとして“かじりんぼー”“ぷくぷくほっぺ”、ヒマワリの種、ピーナッツ、チーズ、新鮮な野菜・果物等を日によってメニューを変えて与えます。 直射日光に注意 比較的からだの丈夫なハムスターですが、高音多湿、直射日光等には弱い動物です。夏は風通しがよく涼しいところ、冬は温かく湿気のないところで育ててください。 1つのゲージに1匹が基本 ハムスターは集団生活を嫌います。1つのゲージに1匹で飼うようにしてください。また、子どもが生まれたときには、生後30日ほどで親からはなし、2〜3匹に分けて別のゲージで飼育してください。 昼間はゆっくり休ませて ハムスターは、昼間はほとんど寝ています。なるべく起こさずに、ゆっくり休ませてあげてください。もし、起こす時には名前を呼んで、目をさまさせてから抱いてください。急につかんだりすると、びっくりして手を噛まれることがあります。 |
ハムスターの持ち方 |
怖がらせると噛まれます。そっと手を近づけ、体を包み込むようにつかみます。ほんの短い間なら、首のたるんだ皮をつまみあげても大丈夫です。 |
ハムスターのふやし方 |
ハムスターは、生まれて80日前後で大人になります。発情期はおもに春から秋で、このときオスはいろいろな所に自分のわき腹をこすりつけます。メスはさかんに動きまわり、おしっこをするところが赤くなります。ハムスターの妊娠期間は約15日と短く、1度の出産で6〜10匹程度の子を生みます。 1、オスとメスを一緒にする 2、オスを別にする 3、巣材をたっぷり入れる 4、1か月で子どもを別に |