小動物の育て方 |
モルモットの飼い方
タマゴに手足をつけたような、ずんぐりした体のモルモット。もともとは南米ペルーのテンジクネズミをペットにしたもので、げっ歯目テンジクネズミ科です。性質がたいへんおとなしく、めったに人に噛みつくこともないので、子供たちの友達として最高です。とても臆病なので、静かなところでやさしく世話をしましょう。 ●イングリッシュ種 ●アビシニアン種 おしゃべり好きのさびしがりや。 |
ゲージの作り方 |
高さはあまりいりませんが、金属製で床面積の広いゲージが向いています。 中に「ハムスターの砂」などを入れたトイレをすみに置きます。 中で休めるような部屋を作ってあげましょう。 ゲージの下(トレーとの間)にはペットシーツを敷いておくと清潔で、掃除も手間がかかりません。 いつでも新鮮な水が飲めるようにしておきます。 モルモットは広いところで遊ぶのが大好きです。なついてきたら、毎日1時間くらいゲージから出して、一緒に遊んであげてください。 |
モルモットの持ち方 |
小さなモルモットは、片手でお腹をすくい上げるようにして持ち、大人のモルモットは背中側から両手で、脇の下を抱え上げます。 抱くときには、モルモットのお腹と人間のお腹を合わせるようにして、片手でお尻を支え、もう片方の手を背中にあてて安定させます。 |
飼育のポイント |
エサは朝夕2回、時間を決めて モルモットはハムスターやリスのようにエサをためる性質がありません。エサは“モルモットのまんま”のほかに、新鮮なキャベツやニンジン等の野菜を朝夕2回、時間を決めて与えるようにします。夜行性なので、夕方は多めにしましょう。 ビタミンCやわらも、忘れずに ゲージは静かなところに 2日に1回はお掃除を |
モルモットのふやし方 |
モルモットのメスは約45日、オスは約60日で大人になります。繁殖は1年中可能ですが、過ごしやすい春か秋がよいでしょう。妊娠期間は平均68日で、1度に2〜4匹の子を出産します。体格の割には妊娠期間が長く、赤ちゃんは生まれたときから毛もふさふさ生えていて、大人をそのまま小さくしたようです。 1メスが発情したらお見合い 2巣材を入れて、栄養食を与える 3生後5週間で親から離す |