小動物の育て方 |
ウサギの飼い方
やわらかな毛に丸い目がかわいいウサギは、小動物の中でも特に人気のあるペットです。最近ではダッチ種、チンチラ種を始め、大きな垂れ耳のロップイヤー種、小型で体重が約1kgしかないドワーフ種等いろいろな種類のウサギが輸入されています。ウサギは飼い方も比較的やさしく、寿命は約7〜8年といわれています。 ●ダッチ種 ●チンチラ種 ●ロップイヤー種 ●ドワーフ種 小さな家族に大きな愛情を。 |
ゲージの作り方 |
歯が丈夫なので必ず金属製のゲージを用意してください。“ハイゲージ”は排泄物が下に落ち、いつも清潔に暮らせます。 歯の伸びすぎを防ぐため“ガリガリくん”を与えます。 ゲージの下(トレーとの間)には“ラビットシーツ”を敷いておくとお掃除がラクにできます。 室内ではゲージの扉を開けておくとウサギが自由に出入りして遊びます。(排泄はゲージの中でします。) いつでも新鮮な水が飲めるようにしてください。 ウサギは暑さ、寒さ、湿気に弱い動物です。夏は直射日光の当たらない涼しい所で、冬はに当たりのいい暖かい所で育ててください |
ウサギの持ち方 |
一方の手で首から肩にかけてのたるんだ皮をつかみ、もう一方の手でお尻を下からささえてあげてください。耳をつかんで持つことは絶対に避けてください。 |
飼育のポイント |
大きなゲージで飼いましょう ゲージは金属製のなるべく大きなものを利用してください。狭いゲージに入れっぱなしにすると、ノイローゼや過食で肥満になる恐れがあります。特に肥満は、心臓圧迫で命を縮める原因になりますので注意してください。 ※室内に放す場合は油の臭いにつられてガス管をかじったり、電気のコードをかじったりして感電することもありますので、目を離さないようにしてください。 食事はバランスよく 飲み水を欠かさずに ゲージの中は清潔に |
ウサギのふやし方 |
ウサギは生後約8〜10か月くらいで大人になり、子どもを生めるようになります。妊娠期間は約1か月で、1度に5〜6羽の子どもを生みます。子どもを生ませたい時期以外は、オスとメスを別々のゲージで飼育してください。 1、一緒にするのは春か秋 2、巣材を入れ、掃除は控える 3、2か月で親から離す |
ウサギ豆知識 |
ウサギは2種類のフンをする ふだん見るウサギのフンは丸くてポロポロ。でもウサギはもう1種類、ベタベタの軟らかいフンをします。このフンはお尻から出てくるときにウサギが食べてしまうので見ることはできません。軟らかいフンには、たんぱく質やビタミンなどがふくまれていて、ウサギの栄養補給にたいへん役立つのです。 |