皆尾実行委員長よりお礼の挨拶


 平成20年10月15日、安来商工会議所青年部(以下安来YEG)は、創立20周年を迎えることができました。
 20周年という節目の年に現役会員でいられることに幸せを感じながら『ありがとう』の感謝の気持ちを込めた20周年事業にしようと、3月に実行委員会を立ち上げました。
 最初の事業は、何をしていいのか?何から始めていけばいいのかも分からないうちに時間だけが過ぎていき、私の不手際の多い中でのふれあいグラウンドゴルフ大会でした。
 グラウンドゴルフを通じて、地域の方々とのふれあいの中から、たくさんの意見や要望を聞くことができ、大変良かったです。
 そして、「島根は、ひとつ」の合言葉を元に、お忙しい中参加していただいた県連会長と各単会の会長に、この場を借りてお礼申し上げます。『親しき仲にも礼儀あり』この言葉を痛感させられた交流でもありました。
 その日を境に、実行委員会メンバーの目の色がどんどん変わっていき、ビデオクリップの青山部会長、記念誌の西村部会長の若い力が盛り上がってきて、記念式典の鎌本部会長、祝賀会の大櫃部会長が「まだまだ負けられん」と、切磋琢磨しながらの20周年に対する熱い思いが、委員会の中をも熱くさせていきました。
 実行委員会が盛り上がっていくにつれて、会員にもその思いが広がっていき、第一回の決起大会以降さらにヒートアップしていきました。中途半端に動いている時は、愚痴を聞くこともありましたが、みんなの気持ちが本気になってどんどん知恵が出てきました。安来らしさ、自分らしさを忘れないように、最後まで角度や文字にまでこだわった飛び出す記念誌。そして、安来銘菓の合体コラボにて完成した記念品。安来どじょうにこだわりをもった数々の料理。記録より記憶に残そうとみんなの手作りでの記念式典…。不安材料もいろいろありましたが、安来YEGの会員相互の信力と団結力で乗り越えられたと思います。
 記念式典当日は、来賓の方々が集まるにつれて、緊張の度合いが増していきました。歴代会長の一人として参加していた鎌本部会長が客席で一番緊張し、心配をしていたことと思います。
 本間副会長の“着たかった”というどじょうすくいの格好での開式のことばから始まり、私の“着たかった”紋付袴での、ジャンボ鶴田のテーマに乗って花道を歩く自分自身に酔いながらの大会宣言!!
 終了後のみんなの安堵の表情が「やり遂げた」という、心からの笑顔が見られた瞬間でした。
 夢ランドしらさぎでの祝賀会では、参加していただいた来賓の方々とざっくばらんに話をさせていただくことができ、たくさんの暖かいお言葉をかけていただきました。それまでにも、県連の皆様方に“行くけんな”“安来らしさでがんばれよ”というひとつひとつの言葉が心の支えになっていました。
 実行委員長を引き受けるにあたり、大変だなぁという気持ちもありましたが、今、10年に一度しか経験できない大役を終えて、自分自身が少しだけ強くなれたような気がしています。
 みんながいてくれたから、やり遂げることができました。安来YEGのメンバーに改めて感謝します。
 手と手をしっかりと握り合った心の残るすばらしい出会いとすべての方々に感謝をします。ありがとうございました。


                  20周年記念事業実行委員長 皆尾信幸