去る11月18日(火)安来商工会議所3階大ホールにおいて、総務広報委員会担当で安来商工会議所
青年部11月例会が開催されました。
講師は、昨年公開された映画「梨の花は春の雪」の原作者で作家の松本薫さんに、「地域の表現力」と
いう題目でお話をしていただきました。
講演では、映画に携わって感じた事、スタッフと共に味わった資金集めなどの苦労、地域の文化の可
能性の事など、東京一極集中で発信される大量生産、大量消費の文化ばかりを見るのではなく、我々の
住んでいる土地にも、ヤスギハガネや安来節などの素晴しい文化が根付いているのだという事も教えて
いただきました。
一見我々商売人とは関係のないお話のようにも思われますが、魅力のある文化があって、それを上手
に発信するプランがあれば人も興味を示すように、質のいい商品をうまく宣伝すればお客さんが来るとい
う商売と共通するものを感じました。
講演後には、松本薫さんの「梨の花は春の雪」の本の販売が行われ、多くの青年部会員に買っていた
だき、松本さんの持って来られた本の大方がなくなりました。
最初私は、松本さんの本に感動して講演を依頼したのですが、講演の後の懇親会に出席された松本
さんを見て、少し年齢を重ねた(余計か?)お酒好きな気のいいお姉さんという本の感動とは少し違った
印象を持ってしまいました。
文章 総務広報委員会委員長 足立大輔
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