An Episode 2
それは、両手、両足の指で数えきれない日が経過した朝であった。
彼女は、人通りのない早朝のしんまち赤松屋前の軒先に放置されていた。

お尻の下の、自立するための8ミリのボルトは切断されてはいたものの
なんとか五体満足な姿で救出された。

現在は、最初に置かれた事務局前から東へ30メートルの「ふかのカバン店」のウインドの中で、犬におしっこをかけられたり、酔っぱらいに蹴飛ばされる事もなく静かな余生を送っている。

これは、実話です。
2種類のポスター(A4)も、実際に掲示されたものです。
手配解除のポスターは、誘拐現場に、いまだ貼ってあります。