髪にとってよい食べ物(食品)は、次のようになります。
【髪の成分、ケラチンのもとになる上質のアミノ酸を含むたんぱく質】
肉類、魚類、卵、大豆や大豆製品、牛乳や乳製品が該当します。
髪の毛の主成分は、含硫アミノ酸というイオウをたくさん含むたんぱく質で、これは動植物のたんぱく質にたくさん含まれ
ています。日常の食事の中で、動植物のたんぱく質をバランスよくとることが大事です。中年以降の人ではコレステロール
を高くしやすい肉類よりも、魚類、とくに青身の魚や豆類、なかでも大豆や大豆製品などを多めにとることをおすすめします。
【甲状腺の働きをよくして髪の発育を促すヨードを合んだ食品】
わかめ、ひじき、昆布などに代表される海藻類海藻を単独でとるよりも、たんぱく質と組み合わせた料理にしたり、肉や魚科埋のつけ合わせにして食べると、育毛効果があがります。
【血行をよくして抜け毛を防ぐビタミンE、A、P】
ビタミンEを多く含んだ、玄米、胚芽米、ゴマ、ナッツ類、小麦胚芽油、紅花油。ビタミンAを多く含む二ンジン、カボチャ、コマツナ、ホウレンソウなどの緑黄色野莱。ビタミンPの多い、レモン、オレンジなどの柑橘類、アンズ、サク
ランボ、そば粉。血管をしなやかにして、コレステロールをためないようにするには、エイコサペンタエン酸(EPA)を多く含む、イワシ、サバ、ブリなどの新鮮な青魚を食べることですが、青魚は、たんばく質も同時に摂取できるので、
髪を健康にするには一石二鳥の効果が期待できます。
【頭皮の新陳代謝をよくするビタミンB群】
玄米、小麦胚芽、米ぬか、豚の赤身、レバ−、マグロ。頭皮の新陳代謝をよくして、健康な髪を守るには、豚肉、レバー、マグロなどをメインディッシュにすると、よいでしょう。
【髪の艶や張りをよくするコラーゲンを含むねばり気のあるもの】
山芋、長芋、里芋、レンコン、納豆など、ぬめりのあるもの。
これらを、たんぱく質といっしょに料理して食べると、艶やかで丈夫な髪になります。
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