炭抱畳に使用している不織布木炭加工品の試験データ

■ホルムアルデヒド吸着試験
【試験方法】
ホルムアルデヒド溶液(37%含有)を15倍に希釈した溶液を、5.6L容器3個それぞれ10μL注入し、ガスのみ注入した容器(ブランク1)・不織布(20cm×15cm)を入れた容器(ブランク2)・木炭加工した不織布(20cm×15cm)の3区に分け時間ごとのガス濃度を測定した。
さらにブランク2区は、不織布が物理吸着を一部することから、24時間後にガスを追加し、吸着能のデータ追跡を行った。

■アンモニア吸着試験
【試験方法】
アンモニア溶液(28%含有)を10倍に希釈した溶液を、5.6L容器3個それぞれ15μL注入し、ガスのみ注入した容器(ブランク1)・不織布(20cm×15cm)を入れた容器(ブランク2)・木炭加工した不織布(20cm×15cm)の3区に分け時間ごとのガス濃度を測定した。
さらにブランク2区は、不織布が物理吸着を一部することから、24時間後にガスを追加し、吸着能のデータ追跡を行った。

■不織布木炭加工品・湿度調整機能試験
【試験方法】
炭シートを72時間、80℃雰囲気で放置し、おおよそ絶対乾燥状態のデシケータ内で重量測定(吸着湿度重量)を行い、湿度100%近くまで蒸気を挿入し、重量測定しながら、限界値を見定め、繰り返し測定、雰囲気湿度飽和状態での重量から、おおよそ絶対乾燥状態での重量から差し引いた値を求めた。

※試験データ提供:株式会社パテントバンク

炭抱畳使用上のご注意

安全に
ご使用いただくために
●万一タバコ・マッチなどの火種を畳の上に落した場合には、すばやく水をかけ、完全に消化してください。そのあと乾いた布で水分を吸い取ってください。
●畳の目に沿った方向は滑りやすいので、畳の上は走ったりしないようにしてください。
清潔に
ご使用いただくために
●畳の上にじゅうたんやカーペットなどを重ね敷きすると通気性が悪くなり、カビやダニが発生する恐れがあります。また、畳表の汚れやほこり、室内の過度の湿気も、カビやダニの発生原因となりますので、日常の清掃および部屋の換気はこまめに行ってください。
快適に
ご使用いただくために
●直射日光に長時間当てると、畳表が変色したり、断熱材が劣化することがあります。できるだけ直射日光に当てないようにしてください。
●ピアノや本棚、椅子など重量物をそのまま置くと畳表面に凹みを生じることがあります。敷板などをはさんで荷重を分散するようにしてください。
●「炭抱畳」に使用されているホームポリスチレンはガソリンや灯油などの有機溶剤によって溶解・収縮します。室内での取り扱いには十分ご注意ください。
美しく
ご使用いただくために
●水をこぼしたら、乾いた布または紙ですばやく拭き取ってください。多量の水に浸かったような場合は、拭き取った後、十分に自然乾燥させてください。
●醤油・ソース・コーヒー・紅茶・牛乳などをこぼしたときは、乾いた布や紙などで、マヨネーズや食用油など油分を含んだものの時は、薄めた中性洗剤を染み込ませた布などで、すばやく拭き取ってください。

畳を定期的にリフレッシュさせ末永くお使いいただくため、新畳床の保護シートとして、また表替え、裏返し、畳床替えのメンテナンス時にご利用ください。

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