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技 能 研 究 部 会
【目 的】
昭和60年の趣意書のもとに技能継承、技能向上を目的として活動している。 <趣意書抜粋(昭和60年2月28日)> "長い間の伝統ある技術を守ると共に、後世に板金技術を残すと共に此れまで以上にお互いが技術を研究して新しいものと、又、古いものの良さを共に生かし、板金業界の新しい分野を開いて行く事"
【会 員】
会員数31名 令和3年9月1日現在 会 長 石倉吉郎(組合監事)
副会長 村上英志
監 事 山ア一夫
【主な事業】
(1)技能向上に関する各種研修会及び講習会等。 (2)3年に1度、技能向上に関する視察研修旅行。 (3)島根県技能祭に参加。
講 習 会
基本的に銅板加工講習会で、レリーフ、塑性押し出し加工、鍛金、エッチングを組合内外の講師にお願いをして開催しております。作品写真は研究部会ギャラリーをご覧下さい。
視察研修旅行
3年に一度、知識、技能向上を目的に視察研修旅行を行っております。 平成15年には奈良県板金工業組合にお世話になり、法隆寺近くの特殊な雨樋などが沢山ある町並みを見学させて頂きました。参加者はあいにくの雨にもかかわらず、大変熱心に見入っていました。
しまね技能フェスティバルに参加
毎年秋口に開催される「しまね技能フェスティバル」に参加しています。フェスティバルでは技能研究部会、島根県建築板金技能士会、青年部が合同で銅板「へら出し」の体験コーナー、折り鶴、兜、線香入れなどの銅細工の展示即売も行っています。是非、お気軽に「しまね技能フェスティバル」にお出掛け下さい。
銅板「へら出し」
「へら出し」とは銅板レリーフ画の基礎となる技法で銅板に絵を描き、銅板の裏側から竹へらで押して伸ばし、膨らませることによって立体的な形に仕上げていく技法です。 体験教室では0.15ミリの非常に薄い銅板を使い、銅板に元絵をテープで貼り付け、赤いボールペンで力強くなぞっていきます。銅板は非常に柔らかいので絵がすぐに写ります。次に銅板の裏側から写った絵の中側を竹へらで押して写真のように立体的に仕上げていきます。
研究部会ギャラリー
現代の名工 大谷 一氏のレリーフ
銅板『レリーフ』
塑性押し出し加工「仏面」
銅製「花器」鍛金
銅製「灰皿」
銅製「茶托」
銅製「水差し」
銅板「エッチング」家紋
銅板「折り鶴」
銅板「祝い鶴」
銅板「兜」