青 年 部

 

 

【基本方針】

 建築板金業界の次代を担う我々青年部員は、板金加工並びに施工技術、技能の向上及び企業経営基盤の確立と生活の安定を念頭に業界の向上発展と青年部組織の強化を図り、以って社会に貢献し寄与する事を目的とする。

【目  的】

 組合の基本方針に従い、組合員に続いて板金業界を担う板金業の技術の養成と経営の安定及び合理化を図り、より高き人間完成を目的とする。

【活  動】

青年部組織は出雲、平田、雲南、松江、安来の5支部からなり、親会の活動にリンクしながら青年部ならではの行動力、横のつながりを活かし、次代を担う人材の育成に励んでいる。

【部  員】

部員数34名(令和3年9月1日現在)

 

部  長

 

中林佑二

  

副部長

 

𠮷水太郎

 

副部長

 

江戸隆男

 

 

【主な活動】

5月

総会

10月

板金実務講習会(経営、安全教育など)

 

しまね技能フェスティバルへ参加

11月

青年部主催親睦球技大会

 

 

   

【教育・研究】

11月

板金技術講習会(全国競技大会課題)

1月

板金技術講習会(全国競技大会課題)

2月

板金技術講習会(折り鶴、バッタなど銅細工)


・その他 青年部支部長会議を都度開催、全日本板金工業組合連合会青年部主催の建築板金業次世代研究会、西部板金工業組合協議会主催の親睦スポーツ大会、役職員研修会に参加。

 

親睦スポーツ大会


 5支部が持ち回りで親睦スポーツ大会を主催し、グランドゴルフ、ソフトバレーボール、ボウリングなどを通じて親睦を図っています。
 親睦スポーツ大会には毎年、親会、青年部を問わず7080人が参加し、熱気溢れる大会となっています。
 

銅 板 「折り鶴」


 平成13年に銅板折り鶴の考案者に教えを乞い、当時の青年部長多々納裕治氏が島根県流にアレンジされました。当時、島根県主催による西部板金工業組合協議会役職員研修会の課題に銅板「折り鶴」を選定し、10ヶ月の長きに亘り、何度も練習会を繰り返して受講者にわかり易く、作り易い手順を確立しました。
 親会を含めて約100名が参加した役職員研修会は、銅板「折り鶴」の生みの親である広島県板金工業組合の高澤浩子さんも招いて盛大に開催し大成功を収めました。
 銅板「折り鶴」の折り方は正方形の銅板を使いますが、紙で作る折り鶴とは違い背中になる部分を潰さないように折り込んでいきます。はさみなどは一切使わず、出来上がりは紙で作った折り鶴に似せる為、実際には折っていない部分にも折り線を入れて仕上げます。

研修会風景

研修会で披露した両翼約90センチの大鶴
(安来支部:仲田満氏の大作)
原板は、0.4ミリ×1m×1

板金技術講習会(全国競技大会課題)

 

技能競技の部

 

 技能競技の部は銅板を使って「花器」、「水差し」などを製作する競技で、決められた時間内に展開図、製品を完成させます。この大会に向けて毎年講習会を開き、全国第一位を目指し頑張っています。
  平成5年には安来支部の仲田満氏が全国第1位の栄冠に輝きました。

・建築技術の部

 

 建築技術の部はいわゆる製図の競技で、最近流行のリフォームを主眼に課題が出されます。競技は決められた時間内に提案図面を描き、いかにして施主にわかり易く描けるかがポイントとなります。
  平成16年には安来支部の山﨑一夫氏、平成17年には雲南支部の中山直樹氏が全国第1位に輝き、島根県として2年連続で全国第1位を輩出し、島根県のレベルの高さを全国にアピールしました。

しまね技能フェスティバルに参加


 しまね技能フェスティバルでは銅板「レリーフ」(へら出し)体験や、銅板「折り鶴」、銅板「たがね打ち」の実演を行ないます。また技能研究部会からは鍛金技法による銅製の壷作りや神社等の鬼板の銅板加工などの実演も行なっています。