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責任施工制度検査員資格更新・新規取得講習会 報告


責任施工制度検査員資格更新・新規取得講習会を定期的に開催
島根県板金工業組合
島根県板金工業組合では、平成12年に施行された「住宅の品質確保促進法」に対応すべく責任施工制度を立ち上げ、現在も4年に1度講習会を開催しています。

保証書発行枚数も1,000件を超え、少しずつではありますが世間に浸透してきたのではないかと考えています。

新しい施工法や保証品目が追加されるなど、毎回、見直しを行い更新・新規取得講習会を松江、出雲、益田の3会場で開催しております。

責任施工制度とは、従来培ってきた技能、技術を以って、施工した屋根や外壁などに対し、10年間の施工保証を行い、万一、期間中に施工者側のミスなどで事故(雨漏りなど)を生じさせた場合には施工した屋根や外壁などの不良箇所を無償で修理を行う制度です。

またその上に任意ではありますが、生産物賠償責任保険に加入した事業所であれば、万一の事故の際に財物にも損害を与えた場合には、その損害に対し最高2,000万円まで補償することもできます。

講習会は松江会場、出雲会場、益田会場で毎回100名程度の参加者で開催しています。講習では天野理事長の挨拶に始まり、責任施工制度の概要から保証申請方法まで4人の講師で説明します。

昨今、構造計算の問題や悪質なリフォーム業者などがメディアに取り沙汰されておりますが、この責任施工制度を活用することにより“島根県板金工業組合の組合員であれば安心だ”というPRにつながるものと信じています。

この講習会では、施行の平準化を行い、検査員を中心に建築板金業界の発展と、お客様へ安心していただける施工を目指して今後も取り組んで参る所存でございますので今後とも宜しくお願い申し上げます。


熱心に聞き入る受講生・・・ 時折、冗談を織り交ぜながら熱弁する講師
たくさんの方の受講ありがとうございました