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作り手紹介

 
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丹羽野威子(にわのたつこ)
島根県松江市在住

 

現在、松江の自宅を中心に制作に取り組んでいる。

60歳の時から、「何かしよう」と思い立ち、水彩画を始める。独学で始めた水彩画は、最初から「上手にかけたわけではない」と、丹羽野さんはいう。

今も続けているという「絵日記」が、現在の彼女の作品を支えている。「一日一絵」、を常に心がけ、絵日記を描くことで、キャリアの短さ、スキルを埋めてきた。現在の自分は「才能ではなく、努力なんだ」と。
「絵を描くことは、ホントに楽しい。」、「それを見て、喜んでくれる人、感動してくれる人がいることが嬉しい。」と、自信のスタンスを語る。


なすの花との出会いは、積極的な丹羽野さんの性格が創り出した。
プリエール美術展での入賞が大きな自信となり、なすの花へ自信と作品とを売り込んだという。


素朴な絵と素朴なメッセージをあしらった、絵はがきは、お店でも人気商品の一つになっている。
このメッセージも「ちょっとした一言ノート」をつくり、生活の中で思いついたこと、目に止まったことなどを、その都度書き込んでいる。

絵からメッセージ、メッセージから絵へ、形ではなく、思いついたままを落とし込むという。

「見られているとゆっくりできないから写生は絶対にできない。」と、強烈なインパクトの中に秘める、自分だけの世界。
その作品は、なぜだか心地よく五感に響く。

現在、彼女はボランティアで、福祉施設などを自作の紙芝居を持って、定期的に回っている。
一時は役者を目指していたというだけあって、とても上手な語りとリズムの良さ。

作品制作だけではなく、様々な取り組みにチャレンジする、丹羽野さんは、なにか大きな安心感を与えてくれる。

丹羽野さん自身に感じる安心感が、心地よい作品に描き出されているのではないだろうか。

心に響く温もりをみなさんはもう感じ取られましたか?

 



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