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作り手紹介

 
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小林家康(こばやしいえやす)
陶芸工房 帰雲窯

 

兵庫県神戸市出身。
現在は島根県浜田市に窯を設け、作陶活動に励んでいる。

21歳の時、地元神戸からほど近い、丹波地方の丹波焼きに魅了され、陶芸の世界に飛び込む。その後、海外青年協力隊に参加。3年間の海外経験の後に帰国。28歳の時に岐阜県・白川郷で作陶現場に復帰。98年に様々な事情から浜田市に移り住み、現在に至る。

小林さんは、これまでに培った自分のスキルを持ってすれば、うけるかどうかは別として、できない作品はないという。この一言は、おごりでも何でもない。キャリア28年の中で、様々な経験をしてきた小林さんだからこそ言える言葉であると感じた。

様々な作り手の作品をみて、「このへんで苦労してるな」とか「この工夫はおもしろい」とか、「これはきっとこうしたんだろう」など考えることがおもしろい(自分の作品にも影響を与える)と小林さんは言う。

様々な作品の制作に取り組んできた長いキャリアの中で、現在の中心作品である「トルコブルーの器」の虜になり、8年。トルコブルーという色に、魅了され様々な作品に落とし込んでいる。

ついこの前までは、定規を使ったような直線的な作品が好みであったのが、最近では、自然な「歪み」や、「丸み」などに魅力を感じているそうだ。これら形を自然に出す事が難しく、探求していくことが楽しいのだとか。

小林さんが器に表現する限りない色「トルコブルー」に多くの人が魅せられている。

 




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