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牛乳は生命維持のために不可欠な三大栄養素である「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」に加え、日本人の食生活に不足しがちな「カルシウム」などのミネラルや「ビタミンA」「ビタミンB2」などを豊富に含んでいます。さらにこれらの栄養素がバランス良く含まれた理想的な食品です。例えばアミノ酸のうち、トリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシンの「必須アミノ酸」と呼ばれる8種類は食物からしか摂取することができず、どれか1つでも摂取量が少ないと、最も少ない必須アミノ酸の量までしか利用されません。牛乳はこの必須アミノ酸の含有バランスが優れておりコップ2杯分で1日に必要な必須アミノ酸量を摂取できます。
五訂日本食品標準成分表・第六次改訂日本人の栄養所要量より算出
牛乳は1食分(コップ1杯200ml)に227mgのカルシウムが含まれており、さらに吸収率も高いという特徴があります。小魚や野菜 に比べて効率的にカルシウムを摂取できる食品と言えます。
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2010」
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牛乳はそのまま飲むという手軽さもあれば、料理に使うこともでき、活用方法は様々です。また、機能的にも幅広い効果のある牛乳。知れば知るほど「牛乳ってすごい!」と感じていただけるはずです。
骨を強くするカルシウムは成長期のこどもにも、健康長寿を目指すご年配の方にも大切な栄養素。しかも牛乳のカルシウムは吸収率がよく、さらに他の食品のカルシウムの吸収も促進する機能もあります。
牛乳に含まれるラクトフェリンには免疫力を高めて、カゼのウィルスから体を守る働きがあります。
牛乳は腸内のビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やしてくれるので、腸の働きがよくなります。
牛乳には美肌作りに欠かせない良質のたんぱく質、ビタミンB2、カルシウムがたっぷり。カラダの中から素肌をキレイにしてくれます。
牛乳に含まれるBCAA は運動中の筋肉の消耗抑制、運動後の筋疲労の軽減などの働きがあるといわれています。また、激しい運動をするアスリートにとって牛乳は良質なたんぱく質補給源となります。
就寝前のホットミルクは空腹感を満たし気分をリラックスさせて、安眠を導くと考えられています。また、睡眠中の、成長ホルモンの分泌が活発になるときに牛乳中のたんぱく質やカルシウムが骨や骨格を形成するのに役立ちます。
牛乳(正確には生乳)は子牛を生んだお母さん牛からしか出ません。そこに到るまでにはまず乳牛が生まれるまでに約1年。生まれた乳牛が大人になるまでに約1年。そして妊娠して出産、牛乳を出せるお母さん牛になるまで約1年。合計約3年。3年という月日をかけて今飲んでいる一杯の牛乳はできあがります。
酪農家さんが絞った生乳は衛生的に管理され、牛乳工場で清浄、均質化、殺菌等を経て製品化されます。その後も新鮮さとおい しさを保つため徹底した温度管理(常に10℃以下)のもと皆さんの手に届きます。
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