カルシウムの所要量は、表のように、性別、年齢、妊娠期、授乳期などによって、細かく決められている。成長期、妊娠期、授乳期は、体内のカルシウムバランス(摂取される量とはいせつされる量の収支)をプラスにするために、所要量が多くなっている。
ただし、厚生省の定めた所要量は、誰にでも必要な最少限の量と考えた方がよい。専門家たちによれば、カルシウムバランスをプラスにするためには、成人でも1日800mgとるのが望ましいといわれている。 |
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年齢によって異なるカルシウム所要量
男性 |
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女性 |
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900mg |
13〜14歳 |
700mg
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800 |
15〜16歳 |
700
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700 |
17〜18歳 |
700
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600 |
19〜 歳 |
600
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- |
妊娠中 |
900
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- |
授乳期 |
1100
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(厚生省「第五次改定日本人の栄養所要量」より) |