エコアクション21の概要 |
エコアクション21における環境経営システムは、必須項目ごとにその要求事項の内容を具体的に解説し、併せて推奨事項も記載しています。
また、計画(Plan)の策定、計画の実施(Do)、取組の状況の確認・評価(Check)及び全体の評価と見直し(Action)のPDCAサイクルを基本として構成されているので、取り組みやすい内容になっています。
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必須項目(要求事項)は13項目です |
<以下は、項目のみを簡単に書き出しています。>
- 1.取組対象とする組織及び活動を明確にする。
- 2.環境方針を作成する。
- 3.環境負荷と環境への取組状況の把握、特定し、評価する。
〔二酸化炭素・廃棄物・水・科学物質(取り扱う場合)は必ず把握する〕
- 4.環境関連法規、条例及びその他の規制を整理し、取りまとめ、最新のものになるよう管理する。
- 5.環境目標(数値化)及び環境活動計画を策定する。(中長期及び単年度目標)
- 6.実施体制を構築する。(役割・責任・権限の明確化、全従業員への周知)
- 7.取り組みに必要な教育・訓練を実施する。
- 8.外部・内部における環境についてのコミュニケーションを実施する。環境活動レポートを作成し、公表する。
- 9.環境方針、環境目標及び環境活動計画を達成するために必要な取り組みを実施する。
- 10.環境上の緊急事態を想定し、対応策を定め試行や訓練を実施すると共に、対応策の有効性の検証及び改訂を行う。
- 11.環境関連文書及び記録の作成・管理をする。
- 12.目標・計画の取り組み状況及び環境関連法規の遵守状況を定期的に確認・評価し、問題がある場合は是正・予防処置を実施する。
- 13.代表者による全体の評価と見直しを行う。
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必須項目(要求事項)を満たすために作成すものは、以下の8文書、8記録です |
【7文書】
- 1.環境方針 <様式例1>
- 2.環境関連法規のとりまとめ <様式例2>
- 3.環境目標 <様式例3>
- 4.環境活動計画
- 5.実施体制
- 6.取組に必要な場合の手順書
- 7.環境活動レポート
- 8.事故及び緊急事態の想定結果及びその対応策
【8記録】
- 1.「環境への負荷の自己チェック」の結果 <チェックシート>
- 2.「環境への取組の自己チェック」の結果 <チェックリスト>
- 3.環境関連法規の遵守状況のチェック結果
- 4.外部からの苦情等の受付結果
- 5.環境上の緊急事態の試行及び訓練結果
- 6.環境目標の達成状況及び環境活動計画の実施状況、その評価結果
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7.問題点の是正処置及び予防措置の結果
- 8.代表者による全体の取組状況の評価及び見直しの結果
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業種別のマニュアルがあります。 |
エコアクション21では、様々な業種の環境へ取組を支援するため、業種別マニュアルを策定しています。
- 食品関連事業者(食品の製造・加工業者、食品の卸売・小売事業者及び飲食店・食事の提供を行う事業者)
- 建設業
- 大学等(教育・研究機関)
- 地方公共団体
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>> 「取り組み手順、認証・登録までの手続き」についてはこちら
>> 「審査費用と認証・登録及び更新登録料」についてはこちら
エコアクション21 地域事務局しまね HPもご覧ください。
http://www2.crosstalk.or.jp/ea21/
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