環境経営のすすめ:島根県中小企業団体中央会
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対策1 コンプレッサーをINVタイプに更新

通常機は低負荷になっても消費電力はあまり下がらないがINV型はほぼリニアに低下するので、平均的低需要負荷の場合はINV型にすると省電力効果が大きい。

平均負荷が55%位の場合のINV機の省電力効果予想
75kW×(0.85−0.51)×5000h/年×@15円/kWh= 1,910千円/年


対策2  コンプレッサーの吐出圧を下げる

圧縮エアーの用途は塵吹きブローやシリンダーであり、吐出圧はもっと下げる余地がありそうだ。吐出圧を1kg/cm2下げるとコンプレッサーの電力消費は約8%低下する。

吐出圧が2kg/cm2下げられたときの節電期待効果は16%

対策3  コンプレッサーをルーツブロワーに変える

エアーブローや冷却用とだけであれば吐出圧0.1Mp程度でのルーツブロアーに変更すると動力は80%程度削減可能。

対策4  コブローノズルをガンタイプに変える、 エアー漏れを修理する

現状のブローノズルはバルブ方式のためこまめな開閉操作が億劫であり、エアーの出しっ放しになりやすい。ブローノズルをガンタイプへ変更することによって無駄の防止を図る。

また工場内のエアー系統に漏れがあると、無駄である。
(一般に工場のエアー漏れ量は凡そ20〜30%と言われており、コンプレッサー機種をINV機に変更することと合わせて対策すれば効果的である)

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